大型ビルの冷却水ラインに発電を導入する設計ポイント

大型ビルでは、空調設備(HVAC)を中心に大量のエネルギーが使用されています。 特に冷却水ラインは24時間稼働するケースが多く、常に水が循環しています。 しかし多くのビルでは、この水のエネルギーは 減圧弁やバルブで消費されるだけで、活用されていません。 そこで注目されているのが 配管を利用したマイクロ水力発電です。 ビル設備の配管に発電機を設置することで 冷却水の圧力エネルギーを電力として回収することが可能になります。

ビル設備で発電できる冷却水ライン

大型ビルには様々な水循環システムがあります。

これらの設備ではポンプによって水が循環しており、 流量と圧力を持ったエネルギーが存在しています。 このエネルギーを活用することで ビルのエネルギー回収システムを構築できます。

発電設備の設置ポイント

冷却水ラインに発電設備を導入する場合、 設置位置の選定が重要です。

① 減圧弁の代替位置

既存設備では圧力を調整するために 減圧弁が設置されています。 この位置に水車発電機を設置することで 圧力エネルギーを電力に変換できます。

② ポンプ出口ライン

ポンプ出口では圧力が高いため、 発電に適したポイントになります。
※水力発電システムは圧力エネルギーを吸収するため減圧が問題にならない貯水タンク前などが最適

③ 高低差のある配管ライン

ビル内では階層差により 落差エネルギーが発生します。 この落差を利用して発電することも可能です。

Cruttoマイクロ水力発電システム

Cruttoは配管ラインに設置できる インライン型マイクロ水力発電システムです。 既存設備を大きく変更せずに導入できます。

Crutto Model2.0

Crutto Model3.5

大型ビルでは Model3.5が選定されるケースが多くなっています。

バルブ制御盤 E-MWGによる安定運転

ビルの冷却水設備では 負荷変動によって流量や圧力が変化します。 このため発電設備には 安定制御システムが必要です。

Cruttoではオプションとして バルブ制御盤 E-MWGを提供しています。

これにより

を実現できます。

ビルエネルギーマネジメントとの連携

大型ビルでは BEMS(ビルエネルギーマネジメントシステム)が導入されています。 マイクロ水力発電は このBEMSと連携することで

といった効果を得ることができます。

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