再生可能エネルギーの一つとして注目されている水力発電。 その中でも「小水力発電」と「マイクロ水力発電」という言葉を聞く機会が増えています。 どちらも小規模な水力発電ですが、 発電規模・設置場所・用途に違いがあります。 この記事では、
について、わかりやすく解説します。
水力発電は、発電出力によっていくつかのカテゴリに分類されています。
| 種類 | 発電規模 |
|---|---|
| 大規模水力 | 10万kW以上 |
| 中小水力 | 1,000〜10万kW |
| 小水力発電 | 1,000kW以下 |
| マイクロ水力発電 | 100kW以下 |
つまり、マイクロ水力発電は 小水力発電の中でもさらに小規模な発電を指します。
小水力発電とは、一般的に1,000kW以下の水力発電を指します。 主に次のような場所で利用されています。
小水力発電は、比較的大きな水流を利用することが多く、 地域の電力供給や売電を目的とした発電設備として利用されるケースが多いです。
ただし、河川を利用する場合は 水利権や環境規制などの許認可が必要になることが多く、 導入には時間とコストがかかることがあります。
マイクロ水力発電は、一般的に100kW以下の小規模な水力発電を指します。 最大の特徴は、自然の川だけでなく 既存設備の水流を利用できる点です。
例えば次のような場所でも発電できます。
つまり、これまで利用されていなかった 未利用エネルギーを活用できる発電方式として注目されています。
| 項目 | 小水力発電 | マイクロ水力発電 |
|---|---|---|
| 発電規模 | 〜1000kW | 〜100kW |
| 設置場所 | 河川・用水路 | 配管・設備 |
| 許認可 | 必要な場合が多い | 比較的少ない |
| 用途 | 地域電力・売電 | 自家消費電力 |
企業では現在、次のような課題があります。
マイクロ水力発電は既存の設備の水流を利用するため、 追加エネルギーコストがほとんどかからないというメリットがあります。 そのため、工場・ビル・データセンターなどで 導入検討が進んでいます。