会社概要




Crutto

あなたの配管が、発電所になる。
あなたの配管が、発電所になる。

近年、日本では半導体工場やデータセンターの誘致などの影響により
電力需要が高まる一方です。電力が足らない地域が増えています。
企業の電力確保は必須であり、生産活動の生命線とも言えます。
電力確保の一つの方法として、企業に眠る資源を電気に換える、
そんな商品を目指して開発しています。




わたしたちが目指す未来


世界で最初の水道は紀元前2500年ごろにインダス文明の都市モヘンジョ・ダロで作られたと言われています。
現代では人がいるところには水道がある時代です。
水道インフラを使った発電ができれば分散して人に近い場所で電力を供給することができます。
地震大国の日本や電力不足の国々ではより手軽で持続可能な発電が求められます。
大規模発電に依存しない,分散型発電かつ双方向に補い合える、
そんなマイクログリッドを構築することを私たちは目指します。




開発ストーリー

日本の電力インフラへの疑問

きっかけは東日本大震災のとき。私(代表:林 優)は関東に住んでおり、震災の被害を目のあたりにしました。
地域一帯が停電になったり、埋設管が破裂し水道の水が出なかったりと・・・
東日本大震災
その後も日本各地で地震が絶えません。最近でも各地で大きな地震があります。
今後も原子力発電所は稼働していないものの、大規模な火力発電所などが被害に合えば、また東日本大震災のときのような被害がおきます。
そのような大規模発電に集中して電力を一箇所で大量につくり、全国各地に送電する仕組みに疑問を感じました。
大規模集中型の発電のデメリットを解決するには、発電量は小さいながらも地域や施設に根ざした小型で分散した地産地消の発電所があればリスクを最小限に抑え電力を安定して供給できると考えました。
それに加えこれからはCO2を大量に排出するような地球に悪影響を及ぼすモノやサービスは必要とされないでしょう。
地球にやさしい観点では太陽光発電や風力発電も将来必要な発電です。しかしデメリットとして天候に左右されてしまい安定して電力を供給できません。
これらの事からこの2つ条件「大規模発電依存しない小型で分散した電力」「CO2を排出せず天候に左右されない安定した電力」を満たせば未来の電力インフラを変えることができるのではないかと思いました。
そこで考えたのが、あらゆる場所に流れる水エネルギーを活用すれば安定してその場所の電力をまかなえる発電ができるのではという発想で2018年『Crutto』の開発に着手しました。
分散型発電

水力発電との出会い Cruttoの始まり

初めは何もわからず、パソコンに向かい検索するところから始まります。水力発電には機械、流体、材料、電気、土木といった幅広い知識が必要なことがわかり絶望的だったことを思い出す反面、奥深く面白さを感じました。
私は2014年から中古機械の買取、販売事業をしていたことから、様々な日本の工作機械のメンテナンス、修理を手掛け、お客様に安心、安全の機械を届けることに注力してきました。そこで培われた技術やノウハウを水力発電の開発にも活かしたいと考えていました。
水力発電で最も重要なのが水のエネルギーを受ける水車構造です。水車技術はヨーロッパが先行しており、様々な研究や論文を調べるうちに仲間も増え水車構造設計が進んでいきます。水力発電の大きな課題は、技術面ではなくコスト面です。
小型水車は大型水車よりも発電量当たりのコストがかかってしまい、採算が合わないのです。それらを解決するために加工精度の見直し、最適な加工方法、耐久性のある材料、効率の良い全体構造など様々な点を議論してきました。
設計は50パターン以上にもなり時には意見が違うこともありましたが、Cruttoのコンセプトでもある「手軽にできるエコ活動」という認識を統一しよりシンプルでかんたんに設置できるように改良を重ねてきました。
これらの条件をクリアして出来上ったものが持ち運びもかんたんなCruttoが誕生しました。その過程で会社として大事にするべきPurposeを考えるきっかけにもなり、お客様にとって「"安心"して導入でき"快適"な暮らしに貢献でき"感動"するようなプロダクト・サービスを提供する」ことを目指して開発に取り組んでいます。

終わりに

大規模な電力はCrutto1台では難しいです。しかし100台、1000台と各場所に設置できれば大きな電力となり、どこか一つにトラブルが生じても他のCruttoで電力を保管します。そんな電力インフラを拡大したいと考えています。これらは日本だけでなく世界でも通用することです。
世界中の人々がどんな状況でも安定して電気を使えるようになることを想像すると心がときめきます。




社長のCruttoへの想い

なぜCruttoを開発されたのですか?

東日本大震災のころ私は関東の町工場で働いていました。そこであのような地震があり、大規模な発電所に被害があると一帯が停電し、その後も計画停電などが必要になるといったことを初めて実感しました。
日本は停電などがあまりない国などで今まで考えもしませんでしたが、電気があることで避難所の灯りや暖を取ることにも使え、電力の重要性を感じました。
今後、EVなどもモビリティは電動化し、デジタル化することで安定した電気はますます必要になります。
そこで大規模発電に依存しない、小規模で分散した発電を実現したいと思うようになりました。
小型で分散した電力インフラを構築するには、エネルギーがどこにでも豊富にあり、太陽光発電や風力発電と違い安定したエネルギーが必要不可欠です。
しかもCO2を出さないきれいで地球にやさしいことも長い目で見れば必要です。
そこで生活インフラでもある私たちの身近にある配管を流れる水を使って発電する超マイクロ水力発電『Crutto』に着手しました。
私はもともと2014年から中古機械の買取、販売事業をしており、そこで培われた様々な機械のメンテナンス、修理の技術やノウハウが今の『Crutto』に活かされています。
工作機械

失敗はありましたか?

Cruttoが完成するまでには、数えきれないぐらいの失敗がありました。
「開発資金が足らない」「開発メンバーがやめてしまう」といったことはスタートアップではよくあることですが、私も実際に経験しました。
ただ何よりも難しかったのは、試作第一号のCruttoは「小さくしたものの発電しない(少し豆電球が光るぐらい)」ことでした。
試験設備を再構築したり、部品設計をすべて見直したりと3年の期間をかけて完成しました。
ただ私の考えとして会社の存続にかかわるような致命的な失敗は避けますが、小さな失敗はたくさんしようということです。
失敗から学ぶことは多く考えてもいなかったことが学べたり、学ぶスピードが圧倒的にはやくなります。
今後も失敗を恐れずに挑戦していきたいですね。

Cruttoはどんな方に使ってほしいですか?

私はものづくりの分野に長年関わっていることから、工場のクライアント様にはぜひ使っていただきたい思いがあります。工場では取水、循環水、排水と多くの場所に設置が可能です。それらの活用していない水を電気に変えることで電気代の削減や災害時に活用、地域への還元に使うことができます。
その他にも近年、データセンターの誘致が日本でも盛んになっており、Cruttoの導入を増やしていきたいと考えています。
また浄水場やマンション・ビルなどからも引き合いが増えているので、一つずつ丁寧に進めたいと思います。

今後の展望はありますか?

分散型の電力インフラを構築するためにCruttoの普及は不可欠ですが、今後電力貯蔵分野も視野に入れています。小規模な発電が多くの場所でできたとしても、それを使いたいときに使えなければ意味がありません。そのために蓄電池の共同研究をスタートしたり、水素は貯蔵が容易なことから水素製造においても研究をしています。
今後もエネルギー業界でいろいろなことに挑戦していきます。一緒に取り組んでいただける方や応援だけでもしていただけると励みになります。





私たちについて

Hayashi

経営・流体解析

01/04




アクセス


会社概要

会社名 株式会社ユームズ・フロンティア
英文名 Yumes Frontier Inc,
代表取締役 林 優
所在地 三重県鈴鹿市汲川原町460番地
設立年月日 2016年10月3日(創業2014年7月8日)
資本金 3,000,000円
従業員数 5名(2025年1月1日時点)
事業内容 マイクロ水力発電システムの開発・販売
製造業向け機械の買取・販売・レンタル
主要取引銀行 百五銀行 平田町駅前支店
北伊勢上野信用金庫 住吉支店
共同研究先 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
三重県工業研究所
決算期 11月



沿革

2014年7月 三重県いなべ市にてユームズ・フロンティア創業 中古機械の買取・販売事業開始
2014年12月 『機械の転職』運営開始
2016年10月 (株)ユームズ・フロンティアに法人成り
2018年1月 マイクロ水力発電『Crutto』開発開始
2018年8月 三重県鈴鹿市に本社移転
2019年7月 水車構造について中小企業等特許情報分析活用支援事業に採択
2019年11月 メッセなごや2019に出展
2021年4月 機械のレンタル事業開始
2021年5月 水車構造について特許を2件出願
2021年7月 『Crutto』販売開始
2021年11月 水力発電制御方法について中小企業等特許情報分析活用支援事業に採択
2022年2月 三重県工業研究所と「水力発電における蓄電池運用」について共同研究を実施
2022年5月 『Crutto』Webサイト全面リニューアル
2022年5月 水車構造について出願中の特許をPCT出願
2022年11月 三重県の「カーボンニュートラル実現に向けた成長産業育成・業態転換に係る技術開発支援事業補助金」に採択
2022年11月 水車構造について特許2件取得
2024年2月 公益財団法人市村清新技術財団の「新技術開発助成」に採択



メディア掲載




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